野外食糧調理隊、この隊の歴史が日清、日露の戦いにまで遡るか否か定かでは無いが、恐らく全くの無関係であろう事は誰しも案に予測できる。

 隊の任務は、デザインを見れば殆どの者は説明が無くとも察しが付く筈なのだが、欧米列強の思想にほだされた、近年の軟弱男女にもわかりやすく言うならば、バーベキューと呼ばれる野外の宴に際し、獣肉や魚類などの調理を担当するのが任務だが、勿論室内での活動もある。

 隊員の構成は謎で、普段は一般国民に紛れ生活をするが、一度任務に従事する事になれば、それがたまの休日であり、本当はゆっくり過ごしたくとも決して顔に出す事はない。

ご近所から子供思いの良き父母と思われる事も重要な任務だ。

そしてこの過酷な任務に欠かすことの出来ない装備がこの「前掛け」である。主に下半身、特に股間の部分を保護する布製の装備であるが、中央には旭日旗にも似たホタテ、そして崇高な任務を鼓舞する言霊が相並ぶ。

 誉れ高き野外食糧調理隊、我こそ隊の一員に加わりたいという強者は、迷わず税込4,200円を握りしめ隊員の証であるこの前掛けを手にして欲しい。

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